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ハワイ旅行記

「ハワイにも行ったことがないし、ハワイアンも良くわからない。でも、ウクレレが好きだ。」
そんな僕がハワイに来てしまった。

ハワイ 1日目
オアフ島でのウクレレ屋さん巡り


ハワイ 2日目
ハワイ島での観光

ハワイ 3日目
Kawikaさん工房訪問


ハワイ 4日目
「Tribute to IZ」


2000.5.24
 ホノルル朝、9時過ぎ。空港よりアロハタワーまで送迎してもらう。ここで、ツアーの説明を聞き解散となる。社員旅行といっても、東京組みと大阪組みではまったく別の便の為、こちらは個人旅行に限りなく近い。これが、あとあと都合の良い結果になる。
 明日以降はかなりハードな予定を組んでいるため、ホノルルのウクレレ屋さん巡りは今日しかないと思っていた。
 
 まずは、アロハタワー内にある「ウクレレやさん」。ここの品数は豊富だ。ケリー、コアロハなどなど。
おまけにビンテージものもある。Martin Style-1などなど、4,5本あった。まあ、1000$以上はしていたのであまり安くはないんだろうね。
お店の人は、日本語が多少話せた。昔は、レストランで遅くまで演奏していたというだけあって、かなりウクレレも上手かった。ブルージーなナンバーを披露してくれた。

 ハワイタワーから歩いて10分ぐらいの所に、「カマカ」はある。少々迷いながらもたどり着けた。入り口はなんとも入りにくい感じだ。なんだか、会社訪問をしている気分になる。話をしてみるが日本語はまったくダメのようだ。もちろん売ってもらえるウクレレはないようだ。すると、あらかじめ用意された日本語で書かれた質問シートの紙を見せられる。しかし、該当するものはなかった。そう、工房の中を見てみたいのだ。「Please look factory(こんな英語で大丈夫か?)」。答えは、「Don't 〇■◆△×・・・」。あぁ。だめって事か。しばらく固まる。そう、次に何を言っていいのか考え込んでしまった。諦めて帰るにしても何て言って帰ろうかと。
 しかたないので、ウインドウ内の昔のウクレレを眺めていた。すると、「OK、OK」と言ってるではないか。突然元気になって工房の中に。相変わらず、説明してもらってる内容はわからないけど、工程を順に回って説明してくれているようだ。ただ、「Yes。」とか「Oh!」とか言う事しかできなかった。(涙)
工房の中では、15人ぐらいの人がいた。完全に工程は分担され、まるで町工場のようだった。

 カマカを後に、そこから歩いて10分ほどで「ウクレレハウス(本店)」にたどり着ける。ここでは、日本語は通じる(多少だが)。ウクレレハウスは本店のほうが少し安いようである。160$ぐらいのBabyUkuleleもあった。メーカーは不明。
 店員さんに、何か一曲弾いてとお願いすると、「クレイジーG」を弾いてくれた。ハーブ・オータJr.に教わったとの事で、サビに入ったところの、G7−>C7−>A7−>D7の所をハイコードで弾いていたようだ。(たぶん?)
 店員さんに1日ここでウクレレ弾いてても良いよなんて言ってもらったけど、そうもしていられないので店を後にした。

 すでに昼を回っていたので、「ウクレレハウス」近くのハンバーガーショップへ。席に座ったとたんに、(ゲッ!)バスケットにてんこ盛りのポップコーンが出てくる。メニューを見てもわからないので、とりあえず頼んだハンバーガーがまたでかいこと。これを毎日食べてりゃ体もでかくなるわな。
 12時にチェックインできるとの事なので、The Busでホテルまで。これもドキドキものだった。しかし、1$で何処までも連れてってくれるから嬉しい。ちなみに大阪の市バスは200円だ。

 夕方から、社長お気に入りの「パラダイス・コープ」に行く予定がある。それまでの時間は3人でワイキキビーチへ。結局、泳いだのもこの日だけになる。
 「パラダイス・コープ」は、夕方から9時まで食事とショーが続く。社長以外には毎年不評のようだが、それなりに楽しめる場所でもあるような気がした。
 明日は、朝が早い。Big Islandだ。


000.5.25
 ホテルのフロントで頼んでおいたモーニングコールに起こされる。午前5時30分。同部屋の二人も起こしてしまったようだ。ごめん。
さあ、出かけよう。一緒に行く人は、別の部屋の為、ホテル前で集合の予定だ。来てるかな?

 用意しているのは、日本で手配したハワイ島までの往復チケットのみ。あとは、行き当たりバッタリの旅になる。英語はほとんどだめだけど、単語とジェスチャーで乗りきろう。

 ハワイアン航空、7時35分発コナ行き。チェックインもぎりぎりだ。機内でコナコーヒー?を一杯飲んで一息ついたころにはコナに到着。その時間40分ほどである。コナ空港とは通称の名で、本来はケアホレという名前である。
 ハワイ島での足はレンタカーしかないと言っても言い過ぎでもないようだ。早速、レンタカーを探すが見つからない。しかたない聞こう。「I 'm looking for レンタカー」相変わらずの英語だがわかってもらえたようだ。指指す方向、道路の向こうに並んでいるではないか。もう舞い上がってるのか!一番小さいタイプの車で良かったのに、それは無いとの事。(ほんまか?)まあ、しかたない妥協して出発だ。
 左ハンドルに右側通行。ウインカー出すのに、ワイパーを何度となく動かすといったお決まりのミスを連発しながらも19号線から11号線に入りひたすら南に車を走らせた。途中、「Hula Heaven」に寄る予定だったが気がつくと通り過ぎていたようだ。
 
 昼前に、アメリカ合衆国最南端のサウスポイントに向かうSOUTH POINT RD.に入る。しばらく走ると景色が一転する。今まで、緑にあふれていたのが嘘の様に360度見渡せる広大な土地が広がる。風も強い。遠くに風力発電がいくつも並んでいる。まるでアメリカ南部の景色のように思える。(実際最南端だが..)間近でみた白い発電機はちょっと怖かった。夜になると、こいつらは動き出すんじゃないかと。しばらくすると、風で真横になった大きな木を発見。何百年とこの東からの強風に耐えてきたんだろう。思わず、車を止めて記念写真を撮る。たどり着いたのがGREEN SAND BEACH PARKING。調べた記事には、GREEN SAND BEACHには4駆で2時間は走らないとたどり着けないと書いてあった。目を疑いながらも海岸に向った。しかし、そこは「KAULANA BAY」となっている。GREEN SANDではないようだ。やはり、甘かった様だ。いつか本当のGREEN SANDを見に来よう。SOUTH POINTの記念碑を確認して今度は北上だ。

 ボルケーノ国立公園で、遅い昼食になった。レストランのバイキングタイムは終了していたようで、しかたなくホットドッグをほおばる。
キラウエアのクエーターを一周したが観光客はほとんどが日本人だ。それに、あまり面白くもない。ハワイ島を訪れた人の感想で、「火山と溶岩ばかりでつまらない。」と言ったのがあるようだ。もっと違うところに目を向けてもらいたいような気がした。

 夕方、ヒロに着いた。今晩泊まれる宿を探しに行かなければならない。何件かのB&Bをチェックしておいたのでなんとかなるとは思っていた。地図を見ながら、「ワイルド・ジャージー・イン」になんとかたどり着く。車を止めようとしている間に、オーナーが出迎えてくれている。「Can I get a room for tonight?」まる暗記の英文。これは、シカゴを訪れたときに身につけたものだ。こう言うのは忘れないものだ。
 あとは適当に話して、1部屋$56で交渉成立。一人$23、泊まれればそれで良いだろう。
 クレジットカードを処理しているが、回線が込んでいるようでなかなか処理できない。今、インターネットを利用してるんで後で、サインして欲しいと言う。それは、僕らもインタネットを利用出来るのかと聞くと、かまわないと言っているようだ。たぶん?

 ここまで一緒に来たT君は、どうやら熱が出てしまったようだ。夕食を食べて、8時には寝てしまった。体調が戻らなければ、明日の朝、ヒロから帰ると言う。
 することもないので、オーナーにインターネットをさせてもらう事にした。ほんとは、$3ほど払わないといけないようだが、自由に使って良いよとの事である。なんか嬉しい。
 さあ、ヒロからの通信である。こんなこともあろうと思い、隠しリンクのページを作っておいたのでそこを覗いて見る。しかし、漢字が上手く表示されない。アドレスでなんとなくわかるのでいつもの掲示板の巡回をする。しかし、ほとんどの掲示板は見れなかった。その中で、自分の掲示板と、Mさんの掲示板はなぜか化けずに読むことが出来たのだ。

 早速、書き込みだ。
     aloha!
     imawa hilo no B&B kara no kakkikomi desu.
     mada ukulele wa get site imasen.
     dareka mitekure !

     car radio kara wa Hawaiian ga nagareppanashi desu.

 もちろん、漢字入力はできないので、へんちくりんなローマ字入力でカタコト日本語を書くことに。しかし、この後は見る機会がなかった。レスしてくれた皆さん、ありがとう。カタコト日本語がちょっとの間流行っているとはつゆ知らず、のほほんと旅は続く。


000.5.26
 明け方、トイレに。嫌な予感だ。しかし、また寝る。朝、目が覚めてもやはりお腹の調子がわるい。何があかんかったんやろう?昨日食べたチャイニーズフードかな?道中を共にしてきたT君はやはり、ここでリタイヤするとの事。どうなるこれから。
 用意されている朝食を頂く。クロワッサンにオレンジジュース。採れたての果物には、さすがに手が出なかった。なんでこんな時に調子が悪くなるんだ。コーヒーを飲んで出かけよう。 オーナーにお礼と、硬い握手を交わし先に進むことに。
 
 まずは、ヒロ空港。T君はちょっと不安げだが、手続きの方法を一通り説明して見送った。ちょっとした一人旅になる。彼も海外旅行のちょっとした自信が持てるはずだ。

 こちらも、また一人旅になる。ヒロからの北回りの旅と行ってもコナまで2、3時間はかかるだろう。一人になったことで予定をいろいろと入れ替えることにした。どうしようか迷っていたKawikaさんの工房見学にまず行こう。
 地図でだいたいの場所の見当をつけて走り出すと運良く、Kino'ole Streetに出ていた。後は、道路沿いに表示されているアドレスを頼りにKawikaさん宅を目指す。
 
 事前のメールで少しは日本語がわかりますとの事だったので、Kawikaさんの工房訪問は楽しみのひとつだった。予想通り、よく日本語でしゃべってくれる。日本語を勉強してるとの事、わからない単語は辞書を引いてまでもコミュニケーションに積極的だ。
 いろいろ聞いてみた感じでは、やはりウクレレ作りについての話が一番好きなようであり、熱心に話してくれる。次は、釣りの話かな?
 ピックアップのつけ方を聞いて見ると親切に教えてくれた。サウンドホールからは手が入らないし、どうやって付けるのか疑問だったのだ。いつか自分のウクレレで挑戦します。と言うと、嫌われてしまった。(笑)4年もオーダーあるのにまだ仕事したいのか!
 壁に並んでいるビンテージのウクレレは近いうちに売ってしまうとの事。でも、皆が欲しがってるのは、あなたの作られたウクレレですよ。
 年内に日本に来る予定があるそうだ。残念ながら大阪までは来れないとの事。ほんとに気さくな人だった。

 ヒロから北へ車を走らせる。やはり、緑が深くなる。南はやはり、火山と溶岩の黒い印象が残るが、北は緑にあふれる渓谷がひろがる。途中、11号線をさらに北に入ったところにHonokaaの町がある。そこは、かつて王室があったといわれるWaipio Valleyのある場所だ。突き当たりにある「Outlook Point」から渓谷を眺める。流石に、ここには日本人観光客の姿はない。谷底深くにある浜辺から波の音が聞こえてくる。
渓谷を降りるには、ツアーに参加するしかないと思っていた。でも、みれば歩いてる人もいるではないか。そこのかどまででもいいから降りて見よう。きっと違った景色が広がってるはずだ。やはり、坂は急だ。降りるのは良いが登るのは大変そうだ。そこに、一人の若者が同じように降りてくる。せっかくなので声をかけて見る。ヨーロッパのどこかの国から来たという25歳の学生だった。国と名前も聞いたんだが、結局わからなかった。あれこれ、チンぷんかんぷんな会話が続くが面白い。気がつけばかなり降りてきてしまっている。彼は、下まで行くと言うが、僕はこのへんで戻ると言って別れてしまった。思わぬところで出会いと別れがあるものだ。降りたのだから登るのはあたりまえだが、それが半端でなくきつい。普段の運動不足もきいているんだろう。

 次の町、Waimeaを目指す。そこには、「Music Exchange」という楽器屋があるのだ。少々疲れていたが立ち寄ることにした。ここには数は少ないが、掘り出し物はあるし、安い。ハワイに来て初めてカマカのスタンダードを見たのもこのお店だ。それに、$350と日本の半額だ。ほとんどのウクレレが日本の半額ほどの値段で買えるようだ。ウクレレを探すのなら、ここがお勧めかもしれない。しかし、冷静に考えれば、オアフ島から往復$100+レンタカー$50としてもそこそこかかってしまうのも事実である。ヒロの弦と手書きのウクレレ教則本を一冊購入した。

 天気はあまり良くない。曇り空だ。ハワイ島で一番のドライブコース(だと思う)、250号線をさらに北へと向う。あたり一面牧場だ。というか、牧場の中を突っ切るように道が走っている。やはり、この道は爽快だ。途中、ビューポイントで車をとめて、Iwao氏の真似をして、牧場を背に写真を撮る。最北端には、カメハメハ1世のオリジナル像があるらしいが、帰りのフライトの時間が気になりだしたので、そのまま、南を目指す。延々と続く黒い大地。だれが始めたのか知らないが、白い石を並べてメッセージを書いてある風景が続く。コナに続く19号線は、どこの道よりもスピードが出てしまう。気がつけば、140Kとか出てしまっている。何時の間にか、空港を通りすぎていた。そう思い出してもらいたい、コナ空港とは通称の呼び名だ。看板には、ケアホレ空港となっているのだ。
 Uターンして空港に入り、レンタカーを返しに行くが、どうもたどり着いた場所は、レンタカーの整備とか清掃をしている場所のようだ。返しに来たんだけどと聞いて見ると、親切に地図を書いてくれた。ガソリンスタンドはない。という。「ない?」と聞くと、その人も「ない」と答えてくれた。これで、あの人も日本語をひとつ覚えたことだろう。ガソリンスタンドは、もう一度国道に出て2マイル先にあるという。また、さっきの道を戻らなければならない。
 セルフで給油するのは2回目だが、やはりかってがわからない。現金も残り少なかったのでカードで支払いたかったのだ。近くのおじさんを捕まえて、「How to?」。すると給油を一緒に付き合ってくれた。ありがとう。

 気がつけば、最終のひとつ前の便(7:00 PM)になっていた。搭乗する頃に、夕日がまぶしかった。コナサンセットは、コナの空港で見ることができた。


000.5.27
 午前5時30分。部屋にある目覚まし時計で起こされる。同部屋の二人が今度は、マウイ島にオプショナルツアーでいくらしい。いってらっしゃい。
 目が覚めてしまったので、昨日書き残した絵葉書の続きを書く。部屋の中で、ホテルの絵葉書を2枚見つけたのでさらに書く。普段は筆不精なのに珍しいことである。
 泊まっているホテルからホノルル動物園までは、歩いて3〜4分。朝の散歩にと出かけて行った。ついでに、夕方から始まる「Tribute to IZ」の会場であるWaikiki Shellの場所を確認する。会場の前の道路では二人の男が、段ボ−ルの切れ端に何やら書いたものを通り行くドライバーに見せている。なんて書いてたか忘れたけど、「IZのライブの為にクラクションを鳴らして」みたいなことだったと思う。行き交うドライバーが鳴らすクラクションが鳴り響いていた。
 
 午前中は、暇である。別に用事もないが、アラモアナショッピングセンターへ行く。やはり、ここには人があふれていて、うんざりする。吹抜けになった空間でライブが行なわれていた。なんてグループかは知らない。アラモアナショッピングセンターのすぐ近くに、Tower Recordがある。ハワイアンのCDはたくさんある。ハワイアン好きにはたまらないことだろう。「Hula Blues」というCDがあれば買おうと思ったんだけど、残念ながらなかった。

 昼過ぎにホテルに戻り、少し疲れてることに気づく。ライブまでは、まだ時間がある。ビールを飲んで寝ることにする。途中、ルームサービスに起こされ30分ばかし部屋を出る。そして、また寝る。
 気がつけば、4時前になっている。急ごう。お目当ては、「Ka`au Crater Boys」と、 「Pure Heart」だ。

 チケット売り場の前には、何人かの人がチケットを求めて来ているようだ。僕もその後ろに。とりあえず、「1 Ticket,Please」。「◆△× long △×?」よくわからないが、席の場所を言ってるんだろうと思い、「No! Near.」。(帰ったら、もうすこし英語を勉強しよう。)OKと言って、しばらく待たされる。$25払ってチケットを受けとる。

 会場に入ると、すでにライブが始まっている。座席がわからないので、係りの人にチケット見せ案内してもらうと、思ったより良い席だ。前から11列目で、言って見れば、A席の一番前ってとこだろうか。前には座席がなく、人が行き来する通路になっている。

 たぶん最初に出ていたのが、「Amy Hanaiali`I」だろう?(よくわからなくてすんません。)2曲目ぐらいに、Amyの横でギターを弾いてる人がソロで「OVER THE RAINBOW」を歌いながら弾いていた。このギターのアレンジが最高にかっこいい。1拍づつリハモナイズされてるようなコード進行。それを弾きながら歌う。彼は、何者だったんだろう?

 出演者の持ち時間は、2、3曲で終わりのようだ。ひどいのは、1曲で終わってしまうグループもあった。ジャンルはさまざまのようだ。ハワイアン、レゲー、ラップ....。
 トラディショナルなハワイアンを演奏している時のことである。突然、観客席でフラを踊り出す。これが、またすばらしい。演奏そっちのけで見入ってしまう。しばらく、すると係員がやってきて、彼女に席に戻るように言っているようだ。観客からはブーイングが巻き起こり、そのまま、彼女はステージに上がりフラを踊りつづけた。スタッフの柔軟な対応と、彼女のフラに感動した。

 いよいよ、「Ka`au Crater Boys」の登場だ。でも、待てよ。何かが違う。そう、トロイ・フェルナンデスがいない!
4月に東京で行なわれたライブでは、再結成したって聞いてたのに・・・・・。かわりにウクレレ弾いていたのは、盲目のウクレレプレイヤーで、ウクレレを横にして鍵盤楽器のようにして演奏していた。その演奏はすばらしい。ほとんど、トロイのコピーといっても言い過ぎではないだろう。
 


ステージの横に、ジェイク発見。デカイリュックとウクレレケース。「Ka`au Crater Boys」の演奏を聞いている。

 いよいよ 「Pure Heart」だ。ヴォーカルの Jon Yamasatoに変わってのメンバーなのか?渋めの声が印象的だ。Jonの声が特徴がないだけに、バンドとしてはまとまった感じになるのではと思った。Jakeのピッキングは早いし、力強い。手首で弾いてる感じじゃなくて、腕で弾いてる感じだ。あれじゃ、手が疲れるんじゃないのかな?(笑)
 ひたすら歌いながら弾いている。そんなに歌いたいなら1曲ぐらいソロしたらと思うほどだ。はしゃぎすぎで、シールドがウクレレから外れる場面も。
今回感じたのは、エフェクターを多用してることかな?ロングエコーとか、フランジャー系のエフェクトを多用している気がした。もう一人パーカッションの Lapaka Colon を忘れてはいけない。彼は、バンドの中では地味だが、芸は細かい。鳥の鳴き声なんかも自分でやっているみたいだ。
 演奏してくれたのは3曲。どれも曲名はわからなかった。新曲なのか、1枚目の曲なのかはわからない。どれも、スピード感のある曲ばかりだった。

 突然の雨に襲われる。同じ列の中央にどうやら業界人か、大物らしき人がいたようだ。時々、人が集まっている。その時、演奏を終えたジェイクもまた現れた。誰かは、サインをもらったりもしている。サインもらおうかどうしようか....。再び、ジェイクが僕の前を通りすぎようとしたその瞬間に、「hey! Jake.」と思わず、叫んでしまった。差し出した右手に快く応じてくれて握手。とりあえず、「...Ukulele ...very good.」(おいおい、ウクレレ誉めてどうすんだい)。日本から来たことを告げる。Enjoy!とmahaloのサインを残して去って行ってしまった。

 日が沈み、観客の数が増え始める。いったいこのイベントは何時に終わるんだろう?ステージの合間に、フラのショウなどが入るようになる。初日に見た「パラダイス・コープ」でのものとはまた違うきがする。人気グループの登場か?若者が騒ぎ出し、踊り出す。
 
 IZ
の映像がスクリーンに映し出され、ステージではフラを踊っている。映像を見ながら聴くと、IZの歌声にぐっとくるものがある。感動的だった。 クライマックス、ハワイ語で祈りにも似た(HERB OHTA with Friendsの1曲目のような感じ)語りを聞き、観客全員たち上がり、手をつないでIZの歌を聴く。
 4時に始まって、気がつけば10時である。延々6時間盛りだくさんのライブだった。

 ホテルに戻り、部屋の前に怪しい影。社長だ。「今帰って来たの?」。そうだ、さよならパーティーがあったのだ。関西組みの5人はそれぞれ予定を入れて、そのパーティーをすっぽかしてしまったのだ。そのまま、5人とも社長の部屋に連れて行かれてしまった。最後に捕まちゃったな。

※写真は少々ピンぼけですね。すんません。写真の転載などは固く禁じます。個人の責任においてお楽しみ下さい。


E-mail:Takehiko Hirata