コード進行はケーデンスの集まりだ! ケーデンスって曲の終わりのコード進行と思っていたんだけど...。
コード進行の最小単位を「ケーデンス(Cadance)」といいます。(クラシックでは「カデンツ」といいます。)曲はすべて、このケーデンスが複数集まってできています。
ケーデンスには「Dominant → Sub Dominant」の進行が含まれません。この進行は、基本的に“いけない”とされています。ケーデンスの進行は、次のようになっています。
これを組み合わせると、次の3つのケーデンスができます。
T → D → T T → S → T T → S → D → T ■T→D→T■
小学校でおじぎをするときの進行です。
Key in C でのコード進行は「C → G7 → C」になります。
■T→S→T■
賛美歌の終わりでよく使用される進行で、「アーメン終止」ともいわれます。
Key in C でのコード進行は「C → F → C」になります。
■T→S→D→T■
Key in C でのコード進行は「C → F → G7 → C」になります。
■代理コード(ダイアトニックコード)■
ダイアトニック・スケール・コードは、それぞれ主要3和音と似た響きを持っていて、トニック、サブドミナント、ドミナントのどれかに分類することができます。
同じ機能のコードは「代理コード」として、ケーデンスの中で主要3和音のかわりに使用することができます。
トニックの代理コードとしては、IIIm7と、VIm7が使用できます。
これは、「Imaj7」にテンション・ノートの9thを加え、ルートを省略すると、IIIm7になるからです。また、トニックの機能を持つ「I6」コードを並べ替えると、VIm7になります。
※ トニックの代理和音は、曲の終わりには使用しません。
ドミナント の代理コードとしては、VIIm7(♭5)が使用できます。
「V7」にテンション・ノートの9thを加え、ルートを省略すると、VIIm7(♭5)になります。VIIm7(♭5)は、「V7」の第3音、第7音の間に出来るトライトーン(減5度音程)を含んでいます。
サブドミナント の代理コードとしては、IIm7が使用できます。サブドミナントの機能を持つ「IV6」コードを並べ替えると、IIm7になります。