一夜漬けの音楽理論
(その2)
音楽理論を勉強しようと思うって事は、そこに何かの楽器があるはずでしょ。ピアノだったり、ギターだったり、サックスだったりと...
楽器ってのはそれなり考えられて作られていると思うし、そうじゃなかったら演奏しにくいはず。まあ腕にもよるかも知れないですがね。だったら得意な楽器の特質みたいなものを考えてみたらまた何か見えてくるかも。
たとえば、鍵盤だったら白と黒が並んでるけどやっぱり規則性はあるでしょ。ギターとかウクレレとかの弦楽器だって規則性があるんですよ、きっと。(サックスとかの管楽器はちょっと判らないので今回はパスしますが。)
弦楽器ってのはたいがいフレットていう細長い板で仕切られてますよね。これはそのフレットとフレットの間が半音で鳴るように調整されているんです。0フレットからブリッジに張られた弦のちょうど中心が12フレットだそうです。だから、このフレットが適当に打たれていたんではちゃんとした音階は生まれてこないんですね。
横は半音階って、僕も自信を持って言える。でも弦と弦の間はどうなってるの?って聞かれると、えっ!それは...
ウクレレのチューニングする時に「はなこさ〜ん」なんて覚え方をしませんでしたか?これは全部の開放弦を4弦、3弦、2弦、1弦って弾いた時にそう聞こえますよね。じゃあ5フレットを人差し指でがんばって全部押さえて弾いてみましょう。ちょっと甲高い「はなこさ〜ん」になりませんでしたか。そうです、「ラバー」の最後も「クレイジーG]の最後も花子さんなんですよ。
つまりどのフレットでも「はなこさ〜ん」って聞こえるのは鳴ってる音程が一緒って事で、あとは全体が高く聞こえたり、低く聞こえたりという違い(調)なんですね。ようするに転調してるって事ですね。
5フレットバレーが花子さんでも、正しくはDm7だったりします。すべて開放弦だとAm7になるんですけど、どちらも鳴りは「はなこさ〜ん」なんですね。ってことは下のコードはCですが、これが5フレットまでずれると同じ鳴りの転調したコードって事になるわけですね。つまりDになります。
(C) (D)
++●+++ (ド) ++●+++ (レ)
++●+++ (ソ) ++●+++ (ラ)
+++●++ (ミ) +++●++ (ファ#)
++++●+ (ド) ++++●+ (レ)
3 5
つまり(その1)で覚えたメジャーとマイナーと7thコードで、AmもG7もF#mも...フレットをずらしてやればコードは発見できると言う訳ですね(笑)。
もちろんコード進行上あまり離れたポジションのコードチェンジをするのはしんどいから、たくさんのフォームを覚えてより近くのフォームでコードが変わる(進行していく)ようにする事で音と音の繋がりがきれいなんですね。
コード進行をコードだけで見てしまうとすごいことを思いつくもんだなぁと思うのですが、じっくりと構成音を見てみると1つの音が半音下がっただけとかというコード進行とか、2つの音が変化して残りの音は一緒っていうコード進行もありますね。
これも日々の積み重ねで覚えるしかないのでしょうか。こんなえらそうな事を書いてる僕自身もコード進行についてはあまり理解できていのが現実です。